保坂壮彦日記

ALL IS LOVE IS ALL

2019年。はじめてのことば。

 

 

新年あけましておめでとうございます。

 

今年もよろしくお願い申し上げます。

 

いやはや、今日という日が流れるのは早きもんで、もう1月4日なんですね。大晦日から本格的に、所謂、日本人的な、年末年始的な生活に入ってからもう5日間経ったのですよね…。やべぇ。酒飲んで、飯喰って、寝て、酒飲んで、飯喰って、寝て、の繰り返しがメインの日々。恐ろしいほどの堕落した生活(笑)。いや、これを堕落と言ってしまったらいかんですな。年の終わり、年の始まり。とかく年末は多忙極まりない日々だったので、その疲れ。心身共に溜まった疲れを解いていく時間、生活であったということご理解の程を。ってなんでここでみんなに理解してもらおうなんて言っているのかすら、よくわからないですけれど、まあ、ご愛敬ってことで。

 

突然、閑話休題

 

只今このブログを書きながら、テレビではNHKの「ファミリーヒストリー」が流れております。宮藤官九郎の、です。さらに、今日、映画『ボヘミアン・ラプソディ』を観てきました。“人に歴史あり”ですよね。そんな環境のもと。年始はじめてのブログを書こうとしている今。自分自身のの歴史を振り返ってみようかな、と。2002年から書き記してきた自分のブログの年始一発目の日記のアーカイブを、どどどどどーっと振り返ってみたのであります。目を通し、何を書いて、何を記して、何を伝えていたのかを…。いやぁ、まぁ、濃いですわ。濃い(笑)。さらに、熱い。過去の俺は熱かった(笑)。そんな、自分検索をしていて思ったこと。痺れるほど痛感させられたこと。それは、

 

“過ぎ去った過去が積み重なって、今ここにいる”

 

“過去を知ることによって、新たな自分が芽吹いていく”

 

そんな言葉がふと思い浮かんできました。

 

 そして。

 

やはり音楽なんだよなって。

 

思い知らされました。

 

11年前。2008年初のブログ。

allislove.exblog.jp

こんな思いを、僕は感じ、吐き出していたんですね。

 

恥ずかしい、、、、けれど、忘れていた色んなことが詰め込まれている。

 

若い人たちは知らないかもしれませんが。ちょい数年前まで、私、保坂壮彦は、ロッキング・オン主催のフェスのレジデントDJとして長年出演していました。夏は「ROCK IN JAPAN FES」。冬は「COUNTDOWN JAPAN」、です。なので、年末年始は、毎年のように幕張の会場にいました。そういった事情もあり、自ずと年始のブログは、フェスの振り返りになっていたのです。それはそれで当たり前でそうなっていたのは知っています。が…。その熱さが尋常じゃなかったということを、振り返って知らされた。自分のことなのに…。

 

音楽を伝えることの歓び。DJとして。それだけではなく。自分を介在として、様々な音楽を。本物の音楽を伝えること。それを生業として生きたいと。それを行動としてやってきていたこと。故に、音楽への熱き思いが溢れ零れ落ちていたことを思い知らされました…。

 

そして、愛。

 

ALL IS LOVE IS ALLという造語を未だに自分の分身、いや、自分の象徴として使い続けていること。その思い、意味、などを突きつけられたような衝撃です。

 

2019年。

 

ことしは、全てを総括します。

いきなりすみません。

今、ふと思いつきました。

今までの熱き思いを、忘れないで。

過去は過去だけど、その瞬間の思いは今でも生き生きしている。

それら全てを改めて自分の手の中に、心の中に入れ込む。

そして、出す。

今、明日、未来。

見えない道にも沢山の音楽と愛がある。

それを増幅するためにも。

いままでを無駄にしないためにも総括して。

出す。

自分の本当に。

本当の自分に素直に。

行く。

 

やります。

 

なにを?

 

わかりません。

 

僕なりのことをやります。

 

無駄にしたくない。

 

愛すべき人へ。

 

 

2019年。

 

 

歩みます。