保坂壮彦日記

ALL IS LOVE IS ALL

平成ばいばい。

 

今日で平成とやらが終わろうとしている。

 

平成が始まった頃は、まだ成人していなかったが、それなりの大人になっていた頃で。昭和から平成への移り変わりのあのなんとも言えない空気感は未だに忘れられない。

 

世間一般的に決められた何かの区切りや時代の移り変わりってものは、自分自身の力ではどうにもならないもので。平成が終わると言われても、令和に移り変わるだけで、何か自分自身の何かが変わるわけじゃない。

 

けれど、変わるものは変わるものとして。受け止めて。平成という時代はなんだったのかと。自分自身の歴史と擦り合わせてみたりしたりしてみてる。

 

僕にとっての平成ってなんだったんだろう。

 

10代後半から40代後半の自分史と重なり合う平成。そう考えると色々ありましたよね。しかし振り返るには膨大な出来事がありすぎて一気に何かを掴み取ることは、ちと、難しいかな。

 

例えば世に言う世紀末からの新世紀。20世紀から21世紀に移り変わったあの時は。世界標準としての時代の節目であったから。色々と過去現在未来に託する、想像力記憶力も色々と、何かしら感化されるところもあったけど。それに比べると、ちと違う感覚。当たり前だよね。日本史における時代の変革が今回の平成ばいばいだからね。

 

とはいいつつも。

 

新しい時代というものが始まろうとしていることは事実。平成が終わるのも事実。それを今、体感しているのも事実。こういうのって、後からじわっとくるんだろうな。もしかしたら明日になって、「令和元年」と世間が言い出し始めてから、何か思うところが出てくるのかもしれない。

 

このブログを明日。

 

いや。

 

明日だけではなく。

 

数年後に読んだ時に、何かを思い出すのかもしれない。その何かはわからないけど。元号が変わるという節目に、ぼやっとしたことをブログで書いていたことを思い出してみるために、中身があるようで無いような不思議な感覚の言葉を記して、平成最後のブログとさせていただきます。